商工会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。令和6年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は、会員並びに関係者の皆様には、本会の事業運営につきまして、多大なるご支援、ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。
さて、昨年5月8日から新型コロナ感染症法上の位置付けが「5類」に引き下げられたこと等により、人の動きや経済面など、私たちの生活は徐々にコロナ禍前のような状況に戻りつつあります。
このような中、昨年を振り返りますと、本会は番匠地域の活性化を目的とした事業に積極的に取り組みました。
3月には佐伯市広域森林組合と共同で国道10号線番匠交差点そばの伐採跡地に、ボランティア約100人に協力いただき、オオシマザクラとソメイヨシノの苗木100本を植樹しました。
5月には4年振りとなる「会員交流会」を総代会と同日に開催したところ、100人を超える参加があり、会員相互の親睦を深めていただきました。
また、7月には同じく4年振りとなる「番匠商工祭」を青年部の主催で開催したほか、「地方創生事業」として、女性部により番匠川河川敷50アールに蒔かれたケイトウの種は、秋には花が咲き誇り、私たちの目を楽しませてくれました。
10月には、3回目となる「プロギングinBANJYO2023」を開催したところ、市内外から、前年を上回る約370人の参加をいただきました。
イベントの開催に際し、ご協力いただきました青年部、女性部を始めとする会員及び関係者の皆様には、深く感謝申し上げます。
国内の経済に目を向けますと、長引く新型コロナの影響はあるものの、緩やかな回復基調にあるといわれています。しかしながら、エネルギー価格や穀物などの原材料価格の高騰、加えて記録的な円安による食品を始めとする生活必需品の相次ぐ値上げは、依然として私たちの生活に重大な影響を及ぼしています。
こうした中、中小企業、小規模事業者の最も身近な相談窓口として、私ども商工会の担う役割は大きなものがあります。
本年も、会員企業の発展を念頭に、より一層「会員の顔が見える商工会」、「頼りになる商工会」を目指し、皆様に寄り添ってまいりますので、今後とも深甚なるご理解とご協力をお願いいたします。
最後に、会員並びに関係者の皆様方の益々の繁栄とご多幸を心からお祈り申し上げまして、私の新年のご挨拶とさせていただきます。
令和6年1月1日
佐伯市番匠商工会
会長 三浦 好