平素より会員の皆様には、本会運営にご理解とご協力を頂き、役職員一同深く感謝申し上げます。
令和5年度の通常総代会では、総代皆様方に慎重なご審議をいただき、無事に会を終了することができました。先ず以てお礼申し上げます。
また、今回、新たな試みとして、総代会終了後に会員交流会を開催したところ、
多くの皆様に参加いただきました。限られた時間ではありましたが、ご歓談の中で、会員相互の親睦を深めていただけたのではないでしょうか。
通常総代会が終了し、改めて新年度の各種事業がスタートいたしました。
昨年度は、新型コロナウィルスの影響による落ち込みから回復する兆しが見受けられたものの、依然、活動制限を大きく受けた1年でありました。
私は、商工会長に就任以降、「会員の顔が見える商工会」づくりを目標に掲げ、会員と商工会と地域が連携し、共に発展するよう各種事業に取り組んで参りました。
昨年度も引き続き、地域の中小・小規模事業者に密着した伴走型支援に取り組み、特にコロナ禍の厳しい環境下にある企業の事業継続や積極的な挑戦を後押しし、地域の活力向上に注力しました。
また、経営指導員が中心となり、ホームページや公式LINE等、SNSを活用して会員企業の特集記事を掲載するなど、情報発信にも積極的に取り組みました。
今後も引き続き、これらを活用し、本会の活動や会員企業の情報を積極的に発
信していきたいと考えております。
商工会の自主財源の確保を目的にした商工貯蓄共済の加入推進につきましても、役員を中心とした加入推進を展開し、13年連続で年間目標を達成することができました。
さらに、SDGsを原動力とした魅力的な地域づくりを目指し、10月には、2回目となる、「プロギングinBANJYO」を開催しました。当日は、前回を上回る約300人の参加をいただき、盛大に開催することができました。
また、3月には、地域の方々や関係団体と連携し、桜の植樹事業を実施するなど、地域活性化を図りました。
今年度も、地域活性化に向けた事業に取り組んでまいります。
ウクライナ情勢の長期化等によるインフレ進行や、記録的な円安に加え建設資材の価格高騰、さらには新型コロナウイルスの再拡大も危惧されるなど、先の読めない状況は、今しばらく続くと思われますが、本年度も会員企業の発展を念頭に置き、より一層「頼りになる商工会」を目指して参りますので、会員皆様のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
令和5年5月24日
佐伯市番匠商工会
会長 三浦 好