佐伯市番匠商工会

1.事業内容について教えてください。

2020年8月にオープン。佐伯市弥生の国道１０号沿いでテイクアウト専門のオーガニックスイーツやドリンク、焼きそば等を販売しています。有機料理を提供する飲食店のJAS認証(通称:オーガニックレストランJAS認証)を取得した、日本で最も小さい店です。

2.佐伯市番匠商工会に入会したきっかけは何ですか？

市役所勤務時代の先輩が商工会の事務局長となり、2021年度に勧誘され、入会させられました。その先輩は、とっととやめてしまいましたが…なしか？(*_*;。

3.志縁やの特徴を教えてください。

オーガニック素材を使ったスイーツや焼きそば等を提供することで、有機の野菜及び食材の活用促進や生産者の支援、オーガニックの活動普及や理解促進をめざしています。また、「営」業で得た利益を地域の「公」共事業に還元する「営公への架け橋」になることを理念に掲げていることから、通常営業の傍らで食育事業や防災活動に取り組んでいます。講演会や研修会への講師としての出向、ご来店いただいての相談対応、関連イベントの開催等々…バタバタと慌ただしい日々を過ごしています。

4.この仕事を始めたきっかけは何ですか？

市役所に勤務していた頃から、公私を問わず食育と防災・被災地支援に取り組んでいましたが、食による健康被害や子どもたちを取り巻く孤食問題、異常気象による相次ぐ豪雨災害や襲来が危惧される南海トラフ地震への備えなど…近年の課題に向き合ったとき、食育と防災には「命を懸ける価値がある」と考えるに及び、残りの人生をこの課題解決に費やしてみようと思い、市役所を早期退職し起業しました。

5.志縁やのオススメを教えてください。

①うんこソフト…日本唯一のオーガニックソフトクリーム。各種有機みつのぶっかけサービスが好評。
②有機玄米おはぎ…小豆・玄米など有機素材のみで作る世界唯一のオーガニックおはぎ。完売必至。
③オーガニックコーヒー「バードフレンドリーブレンド」…SDGsの活動を支える熱帯地域の有機コーヒーを使用。世界の生産者や地球規模での環境保全に思いを馳せることができる一杯です。

6.休みの日の過ごし方や趣味は何ですか？

各地へ講演に出向いたり、イベントを主催したり、被災地支援に出掛けたりするときだけ店休にしています。店は休みでも、日本のどこかで食育や防災活動に取り組んでいる痛い奴です。講演・イベント・災害救援等の取組が趣味なのかもしれません(^_-)-☆

7.弥生の好きなところはありますか？

尺間岳です。古くから東九州の霊場として名高い荘厳な雰囲気と豊後水道を一望できる絶景が、心を清め疲れを癒してくれます。毎年、元日の早朝には、山頂からご来光を拝んでいます。

8.最後に皆さんに一言！

隣接する店舗（旧うどん店）の改装も進め、今後は体験型の子ども食堂にも取り組みます。子どもたちに「施し」を与えるんじゃなく、自分で料理を作る「学び」と「喜び」や、誰かと一緒に食べる「共食」の楽しさを体感してもらう場所にしたいと考えています。食育も防災も「命を左右する」大切な取組ですが、眉間にしわを寄せず楽しく「営公の架け橋」の活動を續けていきます。国道沿いのむさくるしい場所ですが、ぜひお気軽にお立ち寄りくださ～い♪