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2022.05.30
特集記事
『老いて遊ぶ』をテーマに 株式会社ほんじょう会

株式会社ほんじょう会 
総施設長 三浦章吾さん

事業内容について教えてください。

高齢の方々の介護を行っています。主に介護の必要な方にご入居いただき、施設において24時間の介護を中心としたサポートを行っています。詳細は、サービス付き高齢者向け住宅で50名、認知症対応型共同生活介護事業所(グループホーム)で18名の計68名の方を受入しています。

2.佐伯市番匠商工会に入会したきっかけは何ですか?

本社である株式会社小野明組が親会に入会していた事がきっかけです。業種柄、コロナ禍なので、積極的な対外的活動が難しいですが、地元で頑張っている方々が多くいることを入会して改めて知る事ができたと感じています。

3.「株式会社ほんじょう会」の特徴を教えてください。

すぐそばにある清流や、緑豊かな自然に囲まれ、季節の移り変わりを肌で感じながらゆっくりとお過ごしいただける本匠に立地しています。サービス付き高齢者向け住宅の「みどりの郷優しい風」では、主に身体介護を必要とされる方を中心にケアさせていただいております。併設の通所事業所「デイサービスセンターきづな」もあり、日中の過ごし方もお部屋だけではない暮らし方が可能です。一方で認知症対応型共同生活介護事業所(グループホーム)の「みどりの郷ほんじょう」では、主に認知症の方を中心にケアさせていただいており、ご入居される方の状況に合わせた生活の場所を、ご提案させていただいております。

4.「株式会社ほんじょう会」のオススメを教えてください。

人は誰しも老いて身体が弱ってきます。加齢による身体機能の低下は自然の流れで止めることはできませんが、緩めることはできます。その方法の一つとして有効なのが身体を動かすこと、特に歩くことです。
当施設は『老いて遊ぶ』をテーマに、緑豊かな中庭にゴムチップの舗装材を使用している為、適度なクッション性から足首・膝・腰にやさしく快適な歩行感が得られ、転んでもケガをしにくく安全です。人は自然の中で20分間座って、または歩きながら過ごすだけでも、ストレスホルモンであるコルチゾールを最大限に減らすことができるそうです。職員一同、積極的に外の空気や自然と接する機会が得られるよう心掛けております。

5.三浦さんがこの仕事を始めたきっかけは何ですか?

関西学院大学卒業後、本社の小野明組が介護事業を行っていたのがきっかけです。1年半専門学校に通い、社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得し、スタートこそしましたが、結局は周りの職員さんに助けられてばかりで、それは今も変わっていません。

6.休みの日の過ごし方を教えてください。

こどもがまだ小さいこともあり、家族と過ごす事がほとんどです。こどものその時々の感性や日々の成長を感じる時がやはり楽しく嬉しいです。

7.佐伯市の好きなところはありますか?

どこにいても自然を感じることができるところです。
川や海や堤防などでぼーっとしたりしたいのですが、「あんな所に用もなく人がいる」とその地域の人から不審に思われてしまいそうで、なかなかできません(笑)

8.最後に・・・

介護の仕事に携わっている人でさえ、自分の家族の事となると冷静になれなかったり、戸惑ったりする人が多いです。それくらいご自宅での介護、お身内の方の介護はとても大変な事だと思います。誰しも誰かの支えが必要な時はあります。今すぐ入居する必要はないけれど情報を集めておきたい。介護や老後、認知症などについてお聞きになりたいだけでも結構ですし、実際に施設の様子を見学いただくことも可能です。施設のご利用の有無などは横に置いておいて、気軽に相談してもらえたらうれしいです。

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